PS4のカラオケで音声の遅延を改善できた、の巻

はじめに

いまさらなんですが、PS4でカラオケできるやん、て、ついこないだ知りまして(ごめんなさいまだPS4です)

昔Wii Uで使ってたWii U マイク(純正の、有線でUSB接続するタイプ)を引っ張り出してPS4に接続して使ってみました。

そしたら使えるには使えるんですが、マイクからの音声の遅延がすごくて自分の声が後から追っかけて聞こえてくるぞう、と。

カラオケ@DAMでもカラオケ JOYSOUND.TV Plusでもおんなじ状態。

なんだかなぁ、Wii Uでやってたときってこんな感じだったっけ?

使っていて結構気になるし、採点モードでは遅延のためにめちゃめちゃになるので採点モードで遊ぶ気がしません。なんか楽しさ半減。。。

まあ、推奨品でもないのに一応使えてるし、PS4はカラオケ専用機じゃないし歌ヘタだしこんなもんかと諦めつつ使っていました。

んで、そのWIi Uマイクが最近とうとう壊れちゃったので、新しくマイクを買わないとなぁ、と、探しはじめました。

でもPS4につなげられるUSBマイクだとまた遅延するんでしょ?ねぇ奥さん。と、思いながら。

でもね、調べてみると遅延させない方法があると。

ミキサーを使うかHDMIデジタルオーディオ分離器を使うかして、音声をPS4とテレビをつなげているHDMIを通さずに分けて出力してやればいい、と。

おお、なるほど!すげー。

とは思ったのですが、思ってたより出費が増えることになるし、配線が大変そうだし、しょっちゅうカラオケするわけでもないし、こんな高度なこと(ワタシにとって)してまで、、、と、ちょっと躊躇しちゃって導入するまでに至っていませんでした。

でもまあ、マイクは使いたいですから。しかも安く簡単に音声が遅延するのをうまいこと改善できる方法があればいいのになぁ。

そしたら、ソニーのECM-PCV80Uというコンデンサーマイクのやつだと、オーディオ出力端子付きのUSB AudioBOXというのが一緒に入って4000円未満ではありませんか。

商品パッケージより。「PlayStation®️ 関連機器のカラオケ JOYSOUND サービス対応」と書いてあるのがどことなく期待感を高めます

「お、これだけでいけるんじゃ?音声出力先としてつなげられそうなスピーカーは既に持ってるし。」、と。

マイク単品としてみると、PS4に使えるとされてよく見かけるUSBマイクより少し価格が高くなります。んが、ミキサーまたはHDMI分離器を別途購入して、理解が難しい配線をすることを考えるとなんかとってもお手軽でお得な気がしたので購入して試してみることにしました。

もし上手くいかなくっても少しの勉強代を支払ったかたちでマイクが手に入るわけだし。

PS4にソニーのECM-PCV80Uをつなげる

テレビとPS4の接続はそのままの状態で、音声出力先としてはパソコンにつないで使っていたBOSEのCompanion 2(昔コストコで買った)というアクティブスピーカー(アンプ内蔵のスピーカー)がケーブルひっくるめて手元にあったのでつなげてみることにしました。

商品パッケージより。パソコンになっているところにPS4をつなぎます

というかたち。おお、シンプル。ワタシでも楽勝で理解できるぜ。

もうちょっと詳しく書くと、

PS4(前面USB端子) <–[USB(TYPE A)]—専用USBケーブル—[USB(MINI B)]–> AudioBOX

AudioBOX(マイク端子) <—マイクコード—>マイク

AudioBOX(オーディオ出力端子) <–[3.5mmオス]—RCAケーブル—[RCAオスが2つ]–> Companion 2

(あ、Companion 2はコンセントから電源とります。あと、RCAケーブルはCompanion 2で使っていたやつです)

というかたちです。

PS4とテレビの裏側を一切いじらなくていいっていうのもありがたいですね。

ワタシにはPS4のHDMIケーブルを本体から抜くときにミスってPS4が起動しなくなっちゃった前科がありますので。。。

片付けもささっとできちゃいます。

あ、本記事で記載ていているものとは型が違いますがBOSEのスピーカーはこんな感じのやつです。


Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカー 19 cm(H) x 8 cm(W) x 右:15 cm 左:14.5 cm(D)

結果

さて、電源を入れてみると、

・PS4に、「USBヘッドセットUAB-80」として認識されました

・音がテレビからではなく、意図通りスピーカー(Companion 2)だけから出るようになりました

・PS4の「設定」=>「オーディオ機器」を確認すると、入力機器、出力機器ともに自動的にUAB-80に設定してくれていました

ふむふむなるほど。

で、カラオケ@DAMを始めてみました。

するとどうでしょう、

おお、遅延せんやんけ。少なくともワタシの耳では全然遅延がないように聞こえるぞ。

しかもBOSEのスピーカーの音ってカラオケ向けかも。。。

採点モードもズレが無くなって問題なく出来るようになりました。なんかとってもうれしいぞ。

まあ、声をうまく拾えるマイクの位置がちょっとシビアな気がするのと、マイク音量を適切に調整しておかないといけない感じですが、これまでの音声遅延によるストレスに比べるとものすごーく些細なことに感じます。すぐに慣れるでしょうし。

*ちなみに、PSコントローラーのPSボタンを押した時に出てくる「クイックメニュー」の「サウンドと周辺機器」で、「すべてのマイクを消音にする」にチェックが入っているとマイクから音を拾いませんので、もし音が出なかった場合は要確認です。

おわりに

PS4でカラオケをするときに、ソニーのECM-PCV80Uというコンデンサーマイクとスピーカー(アクティブスピーカー。ここではBOSE Companion 2)をつなげることで、これまで感じていたマイク音声の遅延によるストレスがなくなりました。しかもとても簡単に。

ECM-PCV80Uのレビューを見てみるとネガティブなレビューもたくさんありましたが、PS4のカラオケ用としてみた場合、今のところとても満足しています。しかもあんまり期待してなかったのでなんだか満足度が高く感じられているぞう

それにしてもカラオケ店てすごいのね。

おしまい。

Amazonで売ってますね。Amazonのほうが安かったのか。。。おのれ。

【付属品でUSB接続も簡単】ソニー エレクトレットコンデンサーマイクロホン PC/ゲーム用 ECM-PCV80U

<後日追記>

カラオケ JOYSOUND.TV Plusでも試してみたら、こちらは少し気になるけど許容範囲かなという印象でした(マイクの音声遅延を測定してみたら70 ms程度でした。なお、カラオケ@DAMでは遅延が全く気にならなくなったこともあり測定をしていません)。何か他にできることはあるのだろうか。。。

というわけで再現性については未確認ですが、カラオケ@DAMの方が遅延の改善は顕著に認められることがわかりました。

おしまいのおしまい



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